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勝手に政治評論。

やっぱり地球温暖化は先進国の責任だ

Posted by gorira

先日の読売に興味深いコラムがあったのでご紹介したい。

「鉄の蓄積 温室ガス測る尺度」

と題したコラム「立体考差」である。

編集委員の小出重幸氏はサハラ砂漠で赤い砂鉄を目撃する。周辺では、かつて鉄鉱石が採掘されたが、現在ではほとんどが廃鉱山である。

ここで産出された大量の鉄は、いったいどこへ消えたのか。

パリに戻って記者は気づいた。

「エッフェル塔を見るまでもなく、都市全体が膨大な量の鉄で作られているのだ。砂漠の荒涼と、豊かな西欧文明。途方もない落差は、鉄をめぐる近代史の厳しさを突きつけるが、安井至・東京大学名誉教授は、「鉄の使用量こそ、国家の豊かさを裏付ける」と語る」

鉄鋼生産には大量の化石燃料が必要になる。

鉄鋼1キロの生産で1.5キロのCO2が排出される。

莫大な量の二酸化炭素を排出しながら、鉄鋼生産を続けた結果が、私たち先進国の豊かさにつながっているわけだ。

さて問題はここからである。

「日本鉄源協会」によると、日本の鉄鋼備蓄量、つまり今まで日本が使った鉄の総量は13億トンで、韓国は4.5億トンだそうだ。

つまり各国の鉄の備蓄量を算出することで、各国がいままで排出してきたCO2の、だいたいの総量が算出されるわけだ。

では、先進各国の鉄の備蓄量はどれくらいなのか。。。。

「世界で鉄鋼備蓄量を正確にはじき出しているのは、日本と韓国だけ。欧米など先進国には全くデータがありません。意識的に出していないのかもしれませんね」(鈴木孝男・日本鉄源協会専務理事)

なんとまあ、自国に不利な統計はとらない(あるいはあっても公表しない)わけだ。

産業革命以降、イギリスやフランスやアメリカが、いったいどれだけの鉄を生産してきただろうか。

そしてそれによって、どれだけのCO2が排出されたのか。

彼らがその数字を隠蔽するという、その事実だけでも、インドが主張する、

「地球温暖化は先進国の責任」

が、まったく正論であることがわかるだろう。

そして彼ら西洋諸国が、この問題を、まるで人類全体の責任のようにして取り上げることが、いかに偽善的であるかがわかるのである。

私たち日本人は、水没するキリバスの人々に、土下座して謝るしかないと、私は思う。

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