自己植毛とその話題
少し前の話ですが自毛植毛クリニック経営の医療法人社団萌永会という法人が経営破たんした報じられています。このニュースを見て自己植毛の術式ではやはり利用者の満足は得られず結果として経営が成り立たなかったという考えが頭をよぎりましたが実はそうでもないらしいのです。
この法人は、2003年(平成15年)8月に創業、2005年(平成17年)8月に法人改組したという事で歴史的にはそれ程古くはなかったようです。ただ、一時期自己植毛はかつらでもなく地道に自分の毛根から髪の毛を再生するという方法でもない新しい選択肢として脚光を浴びた記憶があります。
事実、宣伝にテレビタレントを起用するなど一定の知名度を取得して年収的には10億を少し切るぐらいの規模まで拡大していたようです。しかも治療費は平均で100万円程度の価格帯で、利用者は男性が95%と大半を占めるという状況で客単価的にも良かったと判断される状況でした。今時中古車でも100万円台はざらですし、技術的な施術でその金額ならばぼろもうけという印象があるかもしれません。
しかし、実際にはこの話題を呼んだ自己植毛技術はこの法人と関係の深い別企業が開発したものという事で多額の技術使用料負担など経費負担で経営は苦しかったようです。
今でも自己植毛という話に多くの髪の毛の薄毛に悩む人は興味を示すかもしれませんが一番のネックはやはり金額的な問題かもしれません。その点がクリアできればもっと大々的に普及して例えば虫歯を治すような感覚で禿げを治す時代が来るのかもしれません。