神だけが偉大である

Posted on 2 月 20, 2011 under 聖書の神様 | Comments are off

1715年、ブルボン朝第3代のフランス王、ルイ14世が死んだ。彼は、ブルボン朝最盛期の王で、太陽王と呼ばれた。「朕は国家なり」と宣言したことで有名な王である。彼の宮廷はヨーロッパで最も荘厳なものであり、その葬儀もまた、最も盛大なものであった。

葬儀が行われた教会では、彼の遺体が金の棺に入れて安置されていた。王の偉大さを劇的に演出するために、事前に命令が発せられていた。聖堂の中をうす暗くし、棺の上に特別なローンクを立ててそこを明るく照らせということであった。

数千人の参列者たちは、沈黙の中で待った。やがてマシロン主教が話し始めた。彼はゆつくりと手を伸ばし、ローンクの火を消してこう言った。

「神だけが偉大である」

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