この大会は、7月15~17日、米国ペンシルベニア州ピッツバーグ市のDavid L. Lawrence コンベンションセンターにて開催されました。
私が行ったのは、同時に開催された17日のDragon Duel(12歳以下対象)の北米大会に息子が出場するのが目的だったので、主に最終日のレポートになります。
昨年までは、世界大会の国内予選である、アメリカ大会とカナダ大会は別々に行われていたのですが、今年から「North America - 北米」という括りになりました。
恐らく今後はずっと米国での開催になるでしょうから、カナダからの参加は国境越えがある分、カナダのプレイヤーにとってはちょっとハードルが高くなったと思います。
今大会がいつもと違うのは、英語版の遊戯王アニメの声優さんお二人がいらっしゃっていたということですね。
開会は、遊戯役のDan Greenさんと遊星役のGreg Abbeyさんによる掛け声で始まったそうです。(参考:yamigirl21さんのレポート)。
掛け声はアニメのそれぞれの持ち役のキャッチフレーズで、DanさんがIt’s time to duel!、GregさんがLet’s rev it up!。
デュエル後、遊戯がDホイールの目的について遊星に尋ねますが、遊星は”I’d like to refer to it as card games on motorcycles” (「バイクでやるカードゲーム」と呼びたいですね)と答えます。
この”card games on motorcycles”は、遊戯王のパロディ作品「要約シリーズ」(Yu-Gi-Oh The Abridged Series)において5D’sを茶化したフレーズとして、あまりにも有名なフレーズで、またまた会場大ウケです。
それから、今度は遊星が遊戯に質問。
「どうして、最初のシリーズの第1期で、本田はデュエルをさせてもらえなかったんですか?」
ここで、遊星が本田について尋ねる理由は、中の人が同じ(どちらもGregさん)だからです(笑)
それに対する遊戯の答えは、「本田くんはいいヤツだ。だが、デュエリストとしては・・・イマイチだ」
本田くん、きっと涙目です・・・(笑)
まず、ペガサスのセリフがコミカル。
最初の挨拶で「皆さんに会えて光栄です…いやむしろ、皆さんの方こそ私の姿を見ることができて光栄でしょう」というようなことを言うのですが、パラドックスが建物を攻撃し始め、ペガサスが崩壊した建物の下敷きになる直前のセリフがこれ。
"I've been upstaged! Oh no!!"
(ステージを奪われてしまいました!オーノー!!)
遊星がシンクロ召喚した時の闇遊戯や十代の反応も面白かったです。
闇遊戯:Synchro...WHAT!?
(シンクロ…何だって!?)
十代:I don't know, but sounds totally awesome!
(何だか知らないけど、なんかすげぇカッコいいな!)
(※↑ 記憶あいまいだったセリフ、訂正しました)
あと、見た人たちの間で話題だったのが、Sin トゥルース・ドラゴン(Malefic Truth Dragon)が召喚されたときの、十代と遊星のセリフ。
なんと遊星がジョークらしきものを言います(笑)
十代:I've seen some pretty big monsters in my life, but this behemoth takes the cake!
(大きなモンスターはこれまでもいくつか見てきたけど、ケーキをゲットするのはこいつに決まりだな)←ほぼ直訳 ※ take the cakeの意味は、「他に抜きん出ている」ということ。
もとは、競争で勝利の賞品である菓子を得る、という意味から。
つまり十代は、「(大きさでは)こいつがダントツだな」と言っている。
遊星:And it probably ate it, too!
(おまけに、恐らく(そのケーキを)食っちまったんだな)
その他、パラドックスが自分の話をしていたとき、 十代闇遊戯:We don't care about your backstory.
(お前の背景なんか興味ないね)(お前の背景など興味ない)
23日はニューヨーク市でプレミア上映会が行われるようです。
招待客のみが参加できるようですが、Anime News Networkの2月17日の記事によると、映画上映の他に、TCGのデモや、声優さんたちの登場、コスチュームコンテスト、ラッフル(くじ引き)などが企画されているそうです。
映画のfacebookページYu-Gi-Oh! Fan Pageで、声優さん方や、ADRディレクター(吹き替えの音響監督)であるDarren Dunstanさん、映画のプロデューサーへの質問等を募集しています。
プレミア上映会の際に、映画に関わった方たちへのインタビューをする予定だそうです。
このプレミア上映会では、ラッフルくじの売上げが、メイク・ア・ウィッシュ基金に寄付されます。
これは、難病と闘う子供が持つ夢の実現の手伝いをするボランティア団体です。
遊戯王とメイク・ア・ウィッシュ基金との関わりは、実はこれが初めてではなくて、2002年、難病を抱えていた14才のタイラー君の描いた絵を元にTyler the Great Warriorという世界に一枚のカードが作られたことがありました。
(参考:Yu-Gi-Oh! Wikia)
今回のプレミア上映会がどれぐらいの規模のものかわからないですが、参加した人のレポートがあればぜひここでも紹介しますね。
一方、facebookのYu-Gi-Oh! Fan Pageにアップされているトレイラーは画質が良く、facebook登録者なら日本からでも視聴できるはずです。
いずれにしても、これとは別に声の入ったトレイラーをぜひ流していただきたいところです。
米版ジャンプの2月号には、裏表紙の内側に映画の宣伝があります。
米国の公開でも、日本同様、映画のチケットを買うと、カードがもらえるようですね。
5D'sとDMシリーズを放送しているToonzai (CW4Kids)では、先週土曜日(8日)のCM枠で、Duel of the Decade Sweepstakesという宝くじについて、「くじに当たってニューヨーク市での劇場版遊戯王上映会に行こう」と遊戯役Dan Greenさんのナレーションで宣伝が流れました。
同映画についてToonzaiで言及されたのは、これが初めてだと思います。
米国居住者対象で、4人分のニューヨーク市までの往復飛行機代、2泊3日のホテル代、映画チケット、および500ドルのギフト券が当たるそうですが、当選者は一名のみということです。
さて、これ以外の宣伝活動はされているのかというと、ほとんど目にしないのが、なんとも心細いです。
インターネット界隈では、facebookでToonzaki(4Kids)がYu-Gi-Oh! Fan Pageを立ち上げ、twitterでは@YGO3Dアカウントがあって遊戯王映画情報を流すらしいですが、こちらのtwitterの方は公式なのかどうかちょっと判断できかねます。
「アニメ!アニメ!」の本日の記事「劇場版 遊戯王 来春に全世界公開 国内でもアンコール上映」が伝えるところによると、米国での「劇場版遊☆戯☆王 3D ~超融合・時を越えた絆~」の公開は250館で、2011年2月26日、27日、3月5日、6日の4日間となるそうです。
英語版でのタイトルは"Yu-Gi-Oh! 3D: Bonds Beyond Time"。
配給会社は、Cinedigmで、これはデジタルシネマ設置(映画館のデジタル化)を支援するサービスを提供している会社で、同時にコンテンツの配給も行っています。 Kidtoon Filmsという部門で子供向けのコンテンツを扱っていて、これまでの作品リストによると、Thomas & Friends, Care Bears, Barbie, Bob the Builder, Olivia, My Little Ponyなどの劇場版作品の配給をしているようですが、日本産アニメを扱うのはどうやら初めてのようですね(?)