英語でユ~ギオ~!

英語版遊戯王アニメと周辺情報

ブログを長いこと放置して申し訳ありません。
4Kids関連では、この数ヶ月の間にいろいろニュースもあり更新すべきこともたくさんあったのですが、ツイッターでのみの報告になってしまいました。

さて、3週間以上経ってしまいましたが、先月行われた遊戯王TCGの北米大会(世界大会北米内予選)に行ってきたので、その様子をご報告しようかと思います。

この大会は、7月15~17日、米国ペンシルベニア州ピッツバーグ市のDavid L. Lawrence コンベンションセンターにて開催されました。
私が行ったのは、同時に開催された17日のDragon Duel(12歳以下対象)の北米大会に息子が出場するのが目的だったので、主に最終日のレポートになります。

昨年までは、世界大会の国内予選である、アメリカ大会とカナダ大会は別々に行われていたのですが、今年から「North America - 北米」という括りになりました。
恐らく今後はずっと米国での開催になるでしょうから、カナダからの参加は国境越えがある分、カナダのプレイヤーにとってはちょっとハードルが高くなったと思います。

ピッツバーグは、私の住むトロント市からは、車で(普通の交通量なら)5時間半ぐらいのところにあります。
大きな町ですが、大きな川が流れ、橋がいくつもあって独特の景観を作っているとても素敵な町です。

会場の雰囲気はこんな感じです。


Photobucket

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すべてのイベントがこの広い会場一室で行われていました。
開催期間は全3日間ありますが、15日はサイドイベントのみ(その場で登録して参加可能な各種のデュエル大会)で、16日が、地区大会を勝ち抜いてやってきたプレイヤーたちが凌ぎを削る北米大会の初日ということですね。
16日の日の様子は実際に見てはいませんが、話に聞くところによると、スイスラウンドで9回戦もあり、午前から真夜中までに及ぶ長時間の闘いで、あまりの疲労に途中で脱落した人も多かったようです。
会場内には食べ物の売店が1つありますが、ファーストフード系のものだけで、来る前に調達してこない限り、一日の食事をここで済ますのはきついなぁと個人的には思いました。

会場の隅の方には、大きなスクリーンが2枚あって、そこで遊戯王のアニメを流したりしていました。
北米では放送されるかどうか未発表のゼアルの映像も音声なしで流されていました。

昨年の世界大会同様、会場には、無料で自分の写真が入ったトークンカードを作るコーナーや、デュエルターミナル試遊(1台)コーナーがありました。

息子が今回12才以下を対象としたDragon Duelの北米大会に出場できたのは、昨年のトロントでの大会で出場資格を得たからなのですが、もちろん出場資格のあるプレーヤーが全員ピッツバーグまで来るわけではありません。
遠方からの参加は、親の協力がなければ無理ですし、北米大会への参加資格があっても実際に参加しているのは、全体のうち一握りの子供たちだと思います。
7月17日、Dragon Duel北米大会に集ったのは全部で97名で、圧倒的に男の子が多く、女の子は3名だけでした。
Dragon Duelの出場者には、以下の特製スリーブと、マットがもらえました。

スリーブ
exclusive sleeves

マット
Participation prize for Dragon Duel

Dragon Duel開催中。
Dragon Duel



今大会がいつもと違うのは、英語版の遊戯王アニメの声優さんお二人がいらっしゃっていたということですね。
開会は、遊戯役のDan Greenさんと遊星役のGreg Abbeyさんによる掛け声で始まったそうです。(参考:yamigirl21さんのレポート)。
掛け声はアニメのそれぞれの持ち役のキャッチフレーズで、DanさんがIt’s time to duel!、GregさんがLet’s rev it up!。

私が行った17日は、お二人のサイン会の他、お二人が声をあてた遊星と遊戯のデュエルや、質疑応答の時間もあって、英語版声優マニアの私としては大変充実した日でありました(笑)。

サイン会は午前も午後もあったのですが、大変大勢の人が並んでいて、午前の部は列を消化するのに2時間近く、午後の部も3時間近くかかったようです。

昨年の世界大会でのGreg Abbeyさん(遊星役)の質疑応答&サイン会は、デュエル会場から結構離れた場所だったからか、集まった人も30人ほどで、デュエリストはアニメ関連には興味がないのかな…?という印象でしたが、今回はTCGの大会と同じ会場であったことと、遊戯役のDan Greenさんがいらっしゃったことも、多くの人が並んだ理由かと思います。

北米のデュエリストたちで、GXや5D’sまでアニメを追いかけている人はあまり多くないように思いますが、初めのシリーズは当時複数の局で放映され、再放送も多かったので、馴染みがあって懐かしむ人が多いのですね。
Danさんは北米のアニメコンベンションに行くことがほとんどなく(なぜかオーストラリアやニュージーランドのコンベンションには何度も行っていらっしゃいます)、北米の一般ファンにしてみるとDanさんにお会いできるというのは非常に貴重な機会だったと思います。
サイン会では声優さんはお二人とも、話をしたいファンとじっくりお時間を取って、驚くほど丁寧に対応されていました。

Greg Abbey and Dan Green

 左側:Greg Abbeyさん(遊星役。初代シリーズでは本田役)
 右側:Dan Greenさん(遊戯役。5D’sでは牛尾役)


また、大会上位者の名前発表の際は、お二人が交互に名前を読み上げていらっしゃいました。
遊戯や遊星の声で名前を呼んでもらえた人たちはラッキーですね!(笑)

正午より、劇場版遊戯王の英語吹き替え版Yu-Gi-Oh! Bonds Beyond Timeを会場の隅で2D上映していました。

Movie screening

時々会場のアナウンスが入ったりして、視聴環境は決していいものではなかったですが、恐らく大多数は初めて見た人たちのようで、大変盛り上がっていました。
次のビデオは、十代が「クリボーを呼ぶ笛」を発動し、遊戯がクリボーを召喚するあたりの観客の反応を撮ったものです。


北米版の映画について、一言付け加えておくと、これは「全米で公開」されたとはいえ、4日間限定で、しかも劇場が限られていたので、見たくとも見にいけなかった、という人も結構多いのです。
しかも、北米で7月に発売される予定だったDVDも、今のところ発売される様子がありません。
(イギリスでリージョン違いのDVDが7月25日に発売されています)
北米でのDVD発売の見通しが不明なのは、テレ東、ADK(NAS)と4Kidsの間の訴訟問題が関係しているかと推測されますが、なんとか北米の多くの遊戯王ファンが見られるようにしてもらいたいものです。

さて、映画上映後、同じ場所で、遊戯vs遊星という前代未聞のデュエル(笑)が開始しました。
遊戯と遊星のデュエルについては朝Gregさんから伺っていて、Danさんにサインをお願いした時に、「Danさんがデュエルをなさるとは知りませんでしたよ」と言ったら、意味深な顔でニヤリと笑って”Well, you’ll see”(まぁ見てなさい)と仰っていたのですが、そのわけはデュエル始まってみて納得です。
脚本に沿って行われるデュエルに、両声優さんが声をあてる、という仕組みでした(笑)。
デュエル自体は別の人たちがやり、それが大きなスクリーンに映し出されます。

Part 1


Part 2



(Part 2の最後が切れているので)一番最後の方


ナレーションをなさっているのは、コナミのカードゲーム部門VPのYumi Hoashiさんです。

デュエルでは、いきなり遊戯が守備モンスターを「表側」表示で召喚しますが、これはアニメ仕様ということなのですね。
遊星のシューティングスタードラゴンが、遊戯のブラック・パラディンと対峙。
遊戯の勝利のキーカードが、懐かしいDefusion(融合解除)のカードだったりして、会場の皆、大いに歓声をあげつつ楽しんでいました。

デュエル後、遊戯がDホイールの目的について遊星に尋ねますが、遊星は”I’d like to refer to it as card games on motorcycles” (「バイクでやるカードゲーム」と呼びたいですね)と答えます。
この”card games on motorcycles”は、遊戯王のパロディ作品「要約シリーズ」(Yu-Gi-Oh The Abridged Series)において5D’sを茶化したフレーズとして、あまりにも有名なフレーズで、またまた会場大ウケです。
それから、今度は遊星が遊戯に質問。
「どうして、最初のシリーズの第1期で、本田はデュエルをさせてもらえなかったんですか?」
ここで、遊星が本田について尋ねる理由は、中の人が同じ(どちらもGregさん)だからです(笑)
それに対する遊戯の答えは、「本田くんはいいヤツだ。だが、デュエリストとしては・・・イマイチだ」
本田くん、きっと涙目です・・・(笑)

大いに沸いた遊戯vs遊星デュエルの後は、お二人へのQ&A(質疑応答)の時間でした。

part 1:


part 2:


上のビデオは残念ながら全部をカバーしていないので、自分が撮った最後の方の部分を、アップしておきました。(最後の部分


数多くの質問が会場から出されましたが、声優さんたちにとって真新しい質問はほとんどなかったように思います。
Danさんはアメリカのアニメコンベンションに出席されることはないものの、オーストラリアのSupanovaに出席した時のQ&Aが動画サイトなどに上げられていますし、Gregさんの方も昨年2010年の世界大会に出席した際、Q&Aがあり、こちらも動画サイトで見られます。

今回の質疑応答では、4Kidsの声優さんたちがいかに仲が良いかということがよくうかがえました。
特に、GregさんとDanさんは学生時代からのお知り合いだそうです。
ポケモンや遊戯王に関わっていた声優さんたちは4Kidsの他の多くの番組にも出演していて、キャストの皆さんは仕事以外の付き合いも多いとのことでした。
4Kidsは吹き替え会社としては、さまざまな改変がアニメファンには評判悪い会社なのですが、声優さんたちが仲良く楽しく仕事できる場所だと言っていいるのは、聞いていて素直に嬉しいですね。
Danさんはこの質疑応答の中で、奥さんに出会ったのも、間接的に遊戯王を通して4Kidsの仕事がきっかけだったと仰っていますが、それを伺いながら、「遊戯王」という作品が直接・間接的にいろんな人々の人生に影響を及ぼしてきたんだなぁと再確認する思いでした。

遊星役のGregさんは、息子のDakotaくん(11才)がデュエルにはまり、今回のDragon Duelにも参加していました。
そういうこともあって、Gregさん自身もデュエルを理解するようになり、5D'sのデュエルも何が起こってるのかわかるようになってきたということです。
遊戯役のDanさんは、ほんの基本的なことしかわからない、とのことでしたが、お二人とも遊戯王というカードゲームが多くの人に楽しまれていることを素晴らしいことだと仰っていました。

また、今後の英語版遊戯王アニメに関することで、1つ重要な発言をGregさんがされていました。
それは、5D’sの収録は既に終了しており、日本語版の最後の方(「12話分?16話分?」と話数は正確に記憶していらっしゃいませんでしたが)は、吹き替えしなかった、というお話です。(このビデオの10:28あたり

別のソースから「最後の18話分を吹き替えしないらしい」と聞いていたので、公の場でGregさんがこのことに言及なさったのは、特筆すべきことだと思いました。
5D’sの英語版は8/9現在、チームラグナロクとの戦い(第130話)が済んだところですが、それ以前の第111~122話も吹き替えでは飛ばされて放送されず、そして最後の18話分(第138話~最後)が放送されず、ということで、全部で30話分カットされることになります。

ゼアルについては、お二人とも声優として登場する予定は今のところないようです。
(それ以前に、放送されるのか否か、についてもまだ公式の発表はないようですが。)

質疑応答のあと、お二人はまたサイン会で3時間近く費やしていらっしゃいました。

大会の方は6時ぐらいには終了していたと思います。
デュエルの詳細はKonamiのブログにありますが、チャンピオンはHansel Agueroくん(一番上の写真)で、彼を含むトップ6名(下の写真)が、8月13、14日にオランダのアムステルダムで開催される世界大会に出場することになります。
この北米代表チームには、カナダのトロントから参加したBo Tang君も!
彼は実はカナダで勉強している中国からの留学生だそうですが、詳細な大会レポートを中国語の掲示板にアップしていました。
写真も綺麗に撮ってくれているので、必見です。

さて、息子が出場したDragon Duelの方は全部で7回戦あり、10時からの開始(実際に開始したのは11時以降でしたが)で7回戦終了したのが夕方7時。
100名近くでスタートした大会も、終盤は50名近くに減っていました。
スイスラウンド方式なので、合計得点が上位に及ばないだろうと判断した時点でやめてしまう人が多いわけですね。
最終的に総合得点の上位4名が通常のトーナメント方式で戦うわけですが、上位に入り損ねた男の子たちの中には悔しくて泣いている子もいました。
ちなみに、うちの息子は7回のうち4勝で、上位には程遠かったですが、それなりにかなり楽しめたようで大変満足して会場をあとにしました。
そういうわけで、準決勝、決勝は見られませんでしたが、恐らく夜の9時ぐらいまでかかったのではないかと思います。


というわけで以上、大会自体のレポートというより、サイドイベント中心のレポートでした~。
ピッツバーグは本当に素敵なまちで、観光等ほとんど出来なかったのが心残りなので、また行ってみたいです。

A view from The David L. Lawrence Convention Center
会場のコンベンション・センターから見た外の景色。

26日にアメリカで劇場版遊戯王の公開が始まりました。
今のところ、アメリカ以外での公開は、イギリスで今年春に公開されることが、映画の公式サイトに記載されています。
(ページ下の方に"COMING TO UK CINEMAS THIS SPRING"と書かれています)

米国での公開は293館において行われています。
上映日は2月26、27日、3月5日、6日という2つの週末にまたがる4日間なのですが、ほとんどの映画館で一日一回のみの上映となっているようです。
場所的にも限られた上映ですが、大きなまちに集中しているかと思いきや、車なしには行けない辺鄙な場所にあるケースも多くて、見に行きたいけれど見られないという声も、ネットでよく目にします。

一方、ニューヨーク市のタイムズ・スクエアにある映画館での上映では、26日、27日の週末のチケットは完売だったそうですし、熱心なファンが上映後の集いなどを企画した場所では、遊戯王のコスチュームを着て参加するなど、ちょっとしたお祭り状態で盛り上がっていたようです。

興行成績については、通常の興行成績ランキングでは、同映画はリストされておらず、確認できませんでした。

映画の宣伝は、私の知る限り、テレビでは行われておらず、SHONEN JUMP誌上で宣伝が1度あったのと、他はインターネット(映画公式サイト、facebook、twitter)を中心とした宣伝となっています。
そこから想像するに、米国での公開のターゲットは、子供ではなく、旧作をリアルタイムで楽しんだ世代で、インターネットにアクセスがある10代後半~それ以上、という感じなのかなぁと思っています。

というわけで、私も27日に、ニューヨーク州のジェームスタウンという小さな田舎町での上映を見に行ってきました。

英語版映画の追加映像(約10分)は、本編の前に流れたのですが、内容は各シリーズのおさらいでした。
2Dだと思っていたら、ここも3Dになっていて驚きました。
テレビで放映された映像を編集したものですけれど、いろいろなキャラクターを3Dで見ることができたのは面白かったです。
ちょっと記憶があやふやですが、DMでは王国編の頃流れていたオープニングのナレーションからはじまり、第1話の海馬とのデュエル、ペガサス、マリク、盗賊王などが出てきました。
GXは、第1話の十代と遊戯の出会いの場面、授業中居眠りしているところとか、影丸や斎王、コブラ先生とのデュエルなど。
5D'sでは、ダークシグナーの鬼柳やルドガーなどとのデュエル。
どれも、あらすじというより、ハイライトを流す、という感じでした。
アメリカではGXの第4期が未放送なので、映画で十代にユベルや大徳寺先生やファラオがくっついてる理由などが追加映像で説明されるのかと思っていましたが、そういうことはなかったです。

その後、続けて本編に入るわけですが、同じ3Dでも追加映像の3Dとは比較にならぬ素晴らしさで、息を呑みました。
内容は、日本語版を見ていないので、比較がまだできないですけれども、軽いジョークやコメディーっぽいセリフが日本語版に比べて多いのではないかと思います。
それから、日本語版を見た人たちの感想で聞いていた遊星の敬語についてですが、英語版では普段の遊星と同じ話しぶりで、特に丁寧な話し方になっていたわけでもなく、遊戯に対しても十代に対しても、呼び捨てのYugi, Jadenでした。
ファーストネーム呼び捨てなのは、まぁ当たり前と言えば当たり前なんですけど、会っていきなり"Yugi"と呼びかけていた遊星に、ちょっと違和感を覚えたりもしました。

では覚えている限りで、笑えたセリフをあげておきます。

まず、ペガサスのセリフがコミカル。
最初の挨拶で「皆さんに会えて光栄です…いやむしろ、皆さんの方こそ私の姿を見ることができて光栄でしょう」というようなことを言うのですが、パラドックスが建物を攻撃し始め、ペガサスが崩壊した建物の下敷きになる直前のセリフがこれ。
"I've been upstaged! Oh no!!"
(ステージを奪われてしまいました!オーノー!!)

遊星がシンクロ召喚した時の闇遊戯や十代の反応も面白かったです。

闇遊戯:Synchro...WHAT!?
(シンクロ…何だって!?)

十代:I don't know, but sounds totally awesome!
(何だか知らないけど、なんかすげぇカッコいいな!)

(※↑ 記憶あいまいだったセリフ、訂正しました)

あと、見た人たちの間で話題だったのが、Sin トゥルース・ドラゴン(Malefic Truth Dragon)が召喚されたときの、十代と遊星のセリフ。
なんと遊星がジョークらしきものを言います(笑)

十代:I've seen some pretty big monsters in my life, but this behemoth takes the cake!
(大きなモンスターはこれまでもいくつか見てきたけど、ケーキをゲットするのはこいつに決まりだな)←ほぼ直訳
※ take the cakeの意味は、「他に抜きん出ている」ということ。
もとは、競争で勝利の賞品である菓子を得る、という意味から。
つまり十代は、「(大きさでは)こいつがダントツだな」と言っている。


遊星:And it probably ate it, too!
(おまけに、恐らく(そのケーキを)食っちまったんだな)


その他、パラドックスが自分の話をしていたとき、
十代遊戯:We don't care about your backstory.
お前の背景なんか興味ないね)(お前の背景など興味ない)

確かに映画は短いですから、パラドックスの背景について聞いてる詳しく聞いている時間もないですけど、すっぱり「興味ない」と言ってしまう十代遊戯に、ちょっと笑ってしまいました。
(※十代のセリフと思っていましたが、再度見た人が遊戯のセリフだったと教えてくれたので訂正)

(※闇遊戯じゃなくて、遊戯でしたー!2度目の訂正)

とりあえず、思い出せるのはこれぐらいでしょうか…。
Sean Schemmelさんが演じるパラドックスは、4Kids版遊戯王の悪役でありがちな「いかにも悪者」という声ではなくて良かったです。
掲示板などでの評価を読むと、パラドックスの声はファンたちの間では概ね好評だった模様。
個人的には、しばらく聞く機会のなかった、快活で元気いっぱいの英語版十代の声が聞けたのが嬉しかったです。
現在、CW4KidsでYu-Gi-Oh!の再放送と、Yu-Gi-Oh! 5D'sの放送は行われていますが、GXは再放送されていないので、十代に対してとても懐かしい気がしました。
映画は時間的に短くて気軽に見ることができるので、何度か見たいにもかかわらず、一日一回しか上映されていないのが残念でたまりませんでした。

映画館でもらえたのはこのミニマンガ。
(マンガ版5D'sの第1章)
2011_03_01 065

そして、最後のページに、ウルレアのMalefic Red-Eyes B. Dragon (Sin 真紅眼の黒竜)のカードがゴム糊で貼り付けてあります。
2011_03_01 066

実は、映画を見にカナダから入国する際、入管で「なぜジェームスタウンのようなまちに、映画を見に行くのか?」とものすごく不思議がられたのですが、実際行ってみて、本当に「?」となる辺鄙なロケーションではありました(笑)。
映画開始時点で場内に5人しかおらず(その内4人は我が家族)、その後10分ほどして2人入ってきて、合計7人、という寂しい上映でした。
各地の動員数など詳しいことはわからないですが、かなりバラつきがあるのではないかと思いました。

以下、関連動画リンク。

  • ニューヨーク市でのプレミア上映会の様子
    (映画の一部のシーンも見られます)
  • 遊星役Greg Abbeyさんインタビュー
  • 遊戯役Dan Greenさんインタビュー
  • ペガサス役および吹き替え音響監督のDarren Dunstanさんインタビュー
  • プロデューサーのShane Guenegoさんインタビュー
  • 脚本担当およびストーリーアドバイザーのArthur Sam Murakamiさんのインタビュー
  • 音楽プロデューサー・エディターのMichael Bradyさんのインタビュー

    ※リンク追加しました(3月8日)
  • 遊戯王世界大会で配布されたWorld Championship Packで初収録された英語版の「ワイバーンの戦士」("Alligator's Sword")のカードテキストが、なにやら面白いことになっています。

    日本語版カードのテキストでは、
    剣技にすぐれたトカゲ人間。音の速さで剣をふるう。

    …とまぁごく普通のテキストなのですが、英語版"Allgator's Sword"(WCPP-EN007)のテキストでは、
    'ey, dis mighty lissard man can swing his sword so fast, dat it's more dan da speed a sound!


    と、書かれています。

    disとかdat、daは、this, that, theのことですね。
    lissardはlizard (とかげ)。
    これ、実は、Joey Wheelerすなわち英語版城之内の話すブルックリン訛で書かれているのです。
    ブルックリン訛はニューヨークの下町言葉で、東京でいうなら「べらんめえ」口調によく喩えられますが、映画「ゴッドファーザー」の登場人物たちが話しているようなイタリア語っぽい訛です。
    テキストの内容自体は、日本語のテキストとほぼ同じです。
    日本語版城之内の口調を借りれば、「よう、この強ぇトカゲ人間は、剣をふるうのがすげぇ速くて、音速以上なんだぜ!」みたいなノリでしょうか。

    puritydoll (@YouTube) さんは、世界大会のKONAMIの審判たちにこのテキストを英語版城之内風に読んでもらったそうです。↓



    一番最後に挑戦されている方は、当ブログではお馴染みの(?)Greg Abbeyさんですね。
    遊星の声優さんですが、本田の声もあてていらっしゃった方です。
    実生活でも親友であるWayne Graysonさんが演じる城之内を真似ようとなさっていますが、失礼ながらあまり似ているようには思えません(笑)
    ブルックリン訛と言えば、生まれも育ちもブルックリンのEric Stuartさん(海馬の声優さん)のブルックリン訛がやはり本モノかと思います。
    あ、でも、英語版海馬が下町言葉で話すわけではないので、その点誤解なきよう(笑)。

    Part 2: Q & A with Greg Abbey (遊星の声優さん)

    5回目の映画のプレビュー上映後に、英語版遊星の声をあてていらっしゃるGreg Abbeyさんへの質疑応答の時間がありました。
    ホールに張ってあるポスターでは1時からと書いてあったのですが、実際に始まったのはその20分ほど前で、そのために遅れて入ってきた人も何人かいました。
    最終的には30人ぐらいだったでしょうか。
    (15日目に行った人の話では、2日目はさらに少なく20人ほどだったそうです)。
    映画のプレビューもそうでしたが、カードゲームが主体の今回のイベントにおいては、一般にアニメ関連情報への関心はかなり薄いのだなぁと思いました。
    それでも集まったメンバーとGreg AbbeyさんとのQ&Aは活気に富んでいて、とても楽しいひと時でした。

    【Greg Abbey】
    Frank FranksonやJohn Campbellの名前でも知られ、Yu-Gi-Oh!では第11話以降、本田ヒロト(英語版ではTristan Taylor)役を演じる。
    Yu-Gi-Oh! 5D’sでは主役の遊星役。
    Teenage Mutant Ninja Turtles(ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ)のラファエル役。

    Q & Aについての告知ポスター。
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    集まったファンたち。
    ジャック・アトラスやキース (?) もいました。
    Photobucket

    Q&A中のGreg Abbeyさん。
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    第1日目
    Q & A (Part 1)
    Q & A (Part 2)
    Q & A (Part 3)
    demonatemu (slifertheskydragon)さん撮影

    第2日目
    Q & A
    Aki1Samaさん撮影

    ご本人のお話によると、GregさんはYu-Gi-Oh!ではもともと遊戯役をやることになっていたそうです。
    2001年のYu-Gi-Oh! 放送開始以前に出回っていたという予告編での遊戯の声が、Dan Greenさんの声ではなく、Gregさんの声だと思われるので、これは確かな事実のようですね。
    しかし、Gregさんは思うところあって遊戯役を蹴り、ロサンゼルスに引越したところがそれは続かず、すぐにニューヨークに戻ってきたところ、本田役を与えられたということです。
    第10話まではSam Riegelさんが本田を演じていたのですが、Gregさんに代わったのは、4KidsがSam Riegelさんが演じる本田の声を気に入らなかったため、とGregさんは説明していました。
    Sam Riegel さんが本田役を途中で降板したのは、Sam さんが西海岸に移ることになったのが理由だと噂に聞いていたのですが、実情はどうなんでしょう。

    Gregさんご自身はカードゲームはしないのですが、息子さんのDakota君(10才)が昨年あたりから真剣にやるようになり、今回も息子さんはDragon Duelという12才以下対象のトーナメントに参加していました。

    Dakotaくんは遊戯王のアニメもカードゲームも大好きだそうですが、お父さんが遊星を演じていることに関しては結構クールで、彼の関心は「4Kidsで無料のパックとかもらえないの?」ということらしいです(笑)。
    Dakotaくんはお父さんに、遊星の声で何か言ってくれ、とか頼むことは一切ないそうです。
    でも、Gregさんによると、ご自身は怒鳴っている時の声が遊星の声になるそうで、こんな演技(ビデオ)もなさってくださいました。

    "Clean up your room, Dakota. Put your underwear out of the floor in the drawer. I play one card face-down and end my parental shout."

    (遊星声で)部屋を片付けるんだ、ダコタ!下着を床から拾って引き出しに入れろ!伏せカードを一枚セットして、親の叫びの(ターンを)エンド。


    現在は、遊星が砂漠に行くエピソードを収録中、と仰っていたので、クラッシュタウンのあたりを収録中なのですね。
    劇場版遊戯王については、まだ吹き替えは全く始まってないそうです。

    英語版にはないスターダストドラゴンの召喚の口上(英語訳)をやってみてくれ、とリクエストしたファンがいました。(ファンが英訳を持参してGregさんに読んでもらった)

    Kyte27さん撮影

    日本語で「オレのターン!」と言ってもらいました。

    pigmon撮影

    質疑応答の後はサイン会。
    サインに応じるGregさん。Playmates社の遊星号の車輪にサインするところ。
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    Gregさん写真入り、カスタムトークン(KONAMIが用意したもの)。
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    トークンカードの裏にサインしてもらいました。
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    持参したポスターにも。
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    パラドックスと遊星のコスプレーヤーさんたちと。
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    Gregさんは大変気さくでフレンドリーな方で、質疑応答の後も、トーナメント会場で何度もお見かけしましたが(主に、息子さんがデュエルしているあたりをうろうろ。奥様も来ていらっしゃいました)、声をかけるととても気軽にお話してくださいました。
    デュエルは息子さんが大変ハマッているので、Gregさんや奥さんもなんとかルールを理解したいと思っていらっしゃるそうです。

    <おまけ>
    日本語の「おい、デュエルしろよ!」にも挑戦していただきました。
    こちらは難題だった模様です(笑)


    ホットワード 英語 声優 その他
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