CD=Hoboes' Favorites Collection vol.04 the Afrothumbs feat. Kiyoshi Suzuki
Listening Library "Hoboes' Favorites Collection"
〜Original Mini Album series
vol.4 the Afrothumbs feat. Kiyoshi Suzuki "CHAAD"
・・・・・・・・・TR-hfc004 1000円(税込)

母なる大地アフリカのサウンドやビート、空気感や人々の営みにインスピレーションの源を得て、カリンバ(親指ピアノ)を中心としたアフリカ起源のプリミティヴな楽器たちが生み出すシンプルで力強いサウンドと西洋楽器のモダンなフレーバーの融合を試みる、異種格闘技バンド。全曲、セッション・コンポージングによるオリジナル。インプロビゼーションの醍醐味を追求する、ジャズ寄りのワールドミュージックとして積極的に展開中。シーズン1は、 日本のアフリカ音楽の草分け、カリンバ&パーカッション奏者スズキキヨシを中心に据え、カリンバ・サウンドの多様性を表現。
1. CHAAD [Improvisation]> 11:23
倍音たっぷりの音列楽器(演奏できる音が一定の音列に配置されている楽器=カリンバ、マリンバ、ハープなど)のめくるめくアンサンブルに、独特の音色をもつゴング(銅鑼)やダンモイ(ベトナム口琴)が彩りを添える。カリンバ・アンサンブルの新境地。ヴィブラフォンに音色設定したキーボードがまるでガムランのようにうねり、浮かんでは消えるカリンバのメロディはあくまで神出鬼没。それらが有機的に絡み合い、新たなグルーヴとなっていく様はまさにジャズ。曲名の「チャット=アフリカの覚醒葉」を連想させる、トランス度満点の迷宮のようなサウンド。
2. Mpumalang [Improvisation]> 5:46
2台のカリンバのアンサンブルに、壷太鼓というシンプルな編成。 時折聞こえてくる能天気な口笛のブルージーなメロディ。それらの牧歌的な雰囲気を一変させ、一層奥行きあるサウンドに仕上げているのは、サックバット(トロンボーンの祖先楽器)の破裂音の交じった特徴的な音色。ムプマラングとは、スワジ語で「太陽の昇るところ」という意味。ガーベラの原種が咲き誇る南アフリカ北東の広大な土地の名前でもある。そんな光景を思い浮かべつつ、希有なサウンドにぜひ身を委ねていただきたい。
3. Jellyfish [Improvisation]> 7:52
ゆったりとしたカリンバとカホンにのって、ハーモンミュート・トランペットが、まるでクラゲが水中をたゆたうがごとくに、音を紡いでゆく。モードによるインプロヴィゼーションの手法はジャズにも通ずる。シンプルな構成で、カリンバの持つ独特のビート感を活かしつつ、フワフワと心地よい音風景が描かれていく。
4. Cocobolo [Improvisation]> 6:22
ラテン・カントリー調な、明るいギターのリフに絡むカリンバは時に旋律、時に分散和音でコード感を、時にはビートを刻みながら変幻自在。 メロディーはウインドシンセからフォークフルート、再びウインドシンセへと移り変わっていく。 いわゆるアフリカンなカリンバとはひと味違う、もうひとつの可能性。 ココボロとは、その堅さゆえ、楽器と銃座の両方に用いられる中南米産の木材。No more arms! We want Music!
5. Vendaval [Improvisation]> 3:10
タイトルは、スペイン語で強い風、ひと時の興奮といった意味。深めのリバーブが利いた美しいカリンバに絡みつく、風のような深く倍音たっぷりの音色を持つ笛は、スロバキアの羊飼いの笛・フヤラ。 倍音を演奏するための、いわゆるオーバートーンフルートと称される、東欧圏に伝わる珍しい楽器。このフヤラという笛は、ユネスコによる「人類の無形遺産」にも認定されている極めて貴重なものです。
6. September Butterfly Bush [Gregorian Chant]> 7:47
木と竹で作られたサンザとソウルフルなギターのカッティングにのせて、演奏されるオルガンの旋律。グレゴリオ聖歌としても有名な『怒りの日』の一節だ。そのメロディをテーマに、シンプルで素朴なサンザの響きとモダンでジャジーなフルートの演奏が、グルーヴィーに繰り広げられていく。まさにアフロサムズならではの、対極の要素がいくつも重なり合って、新たな地平を生み出すようなサウンドだ。
7. Okavango [Improvisation]> 10:41
美しく、ノリの良いカリンバのアンサンブルを中心に大河小説のようにスケール大きく繰り広げられる自然讃歌。赤い大地をうねりながら流れていく大きな川は、やがて海へと続くことなく、広大な砂漠の上で蒸発して忽然と消えてしまう。アフリカに実在する内陸河川をテーマに、カリンバとエレキギターやフルートといったモダンな西洋楽器がひとつの叙事詩を描き上げる。途中から、ジャンベやトーキングドラムなどアフリカの打楽器も加わり、彩りを添える。
MUSICIANS;
the Afrothumbs
Masao NAKAMOTO=Kalimba, Guitar, Cajon, Djembe, etc.
Kuni KUROSAWA= Electric Guitar, Trumpet, Flute, Sackbut,
Wind Synthe, Mouth Harp, Shaker, Udo, Futujara, Folk Flute, Keyboard, etc.
featuring; Kiyoshi SUZUKI= Kalimba, Sanza, Talking Drum, Djundjun, Slit Drum, Darbuka, Percussion
Recorded at Rootstock Studio, Kamakura
Engineered by Masao NAKAMOTO [Rootstock] info@rootstock.net
Designed by Masao Nakamoto [Rootstock] info@rootstock.net
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