CD=TR sound parade vol.1  World's End Club

"TR sound parade"
〜Self Compilation Album series

vol.1  "World's End Club"
・・・・・・・・・TR-spc001   1,000円(税込


Hoboes' Favorites Collectionシリーズとして、これまでにリリースされた全8枚から代表的な楽曲8曲を収録したレーベル初のセルフ=コンピレーション・アルバム。

いわばサウンド・カタログ的な位置づけながら、タイトルの醸し出すイメージを含め、ひとつの独立したパッケージソフトとしてお楽しみいただけます。

1. Paddy's Green Shamrock Shore[Irish Tune] > 4:43 試聴音源
from 『an adaptation』 the MoonNotes TR-hfc001

ケルト圏の音楽を題材に、アコースティックでかつエモーショナルな演奏を聞かせるデュオ=ムーンノーツの1stアルバムよりの1曲。 アイルランド人の心の歌ともいえる有名な、そして郷愁に満ちたメロディ。 故郷を離れて見返す、あるいは思い返すシャムロック(アイルランドの国花)の群生する緑の海岸〜それはアイルランドの人々にとっての心の風景であって、どこか懐かしさを呼び覚ます景色なのだろう。 このアレンジでは、あえて2コードで波の寄せ返す様を描き、奔放に歌う風のようなアルト・ルネサンス・フルートを際立たせている。即興性の強い演奏。

2. Paka na Panya [the Afrothumbs] > 4:51 試聴音源
from 『Masamo ya Maisha』
the Afrothumbs with Marembo2010  TR-hfc007

アフリカ起源の親指ピアノ=カリンバを中心にさまざまな民族楽器を組み合わせ独自のジャジーなサウンドを生み出していくアフロサムズの2ndアルバムから。 このアルバムには、超自然体女声コーラス・マレンボ2010が全編参加して花を添えている。 「ネコが居なくなれば、ネズミがはびこる」と歌い始めるお祭り調のこの曲、にぎやかで楽しげな音色は、アフリカ起源の楽器だけでなく、缶のフタやビンなど、楽器以外の音も入り乱れている。 ややさびれた金属音で魅力的な旋律を奏でているのは、アルミニウム製のカリンバ、通称アルカリ。

3. Mabrouk wo Arisna[Egyptian Wedding Song] > 4:48 試聴音源
from 『African Love Songs』 Beni Mashamba  TR-hfc005

アラブの情熱とアフリカの純真を表現する歌舞団=ベニ・マシャンバ。 「新婦を讃えよ、新郎を讃えよ」 と歌われるこの歌は、エジプトの婚礼歌。 ヌビアン・ミュージックと呼ばれる、スーダンとエジプトを中心としたサハラ砂漠周縁の国で愛される、伝統旋律と現代楽器が融合した音楽の代表曲として世界的にも有名になった曲。 ここでは、アコースティック・ロック調な弾き語りにダルブッカやレクといったアラブ打楽器、サックバット(小型のトロンボーン)やフルートの印象的な音色が織り込まれ、独特のグルーヴを生み出している。

4. God rest ye merry, gentleman [English Carol] > 4:08 試聴音源
from 『Quiet Vibes』 the MoonNotes with Yae TR-hfc008

ニューケルティックの旗手・ムーンノーツが、元タンパロンのヴォーカルで、日本では珍しいケルト音楽向きのウォームヴォイスを持つ歌姫・小板橋八重をゲストに迎えて制作したアルバムからの1曲。 クリスマス・キャロルとして世界的にも有名なこの曲は、元来18世紀半ばにつくられたイギリスのキャロル。 原詩はさらに遡り、15世紀のものとされる。 いわゆる古楽として現代でもなお人々に愛され続けている貴重な存在だ。 主旋律の合間と最後に挿入されているのは、原題を『Chi mi na mor-bheanna』(霧深き山々)という、スコットランドのワルツ。

5. No man's land [Taksim SEHNÃZ] > 4:38 試聴音源
from 『No man's land』 CONDIMENTA TR-hfc003

トルコやイランの珍しい弦楽器とダフ、ダルブッカ、ジルなどのアラブ打楽器を駆使し、そこにジャンベやバリトンギター、フルート、ウィンドシンセなどを組み合わせて、アラビックでモダンでラスティックなサウンドを生み出すアンサンブル、CONDIMENTA(コンディメンタ)。 その初めてのアルバムからの抜粋。 トルコの弦楽器、小型のジュラ・サズとダルブッカによるタクシーム(即興演奏)。 シャーナーズという伝統的な旋法=マカームによっているが、ギターのリフとも相俟ってモダンな味付け。 チューニングは中世ヨーロッパのジョングルール・スタイルによるもの。

6. Tropeiro [T.Oda] > 2:53 試聴音源
from 『Vento Maduro』 Passatempo para dois TR-hfc006

ブラジルの様々なリズム体系や音楽のスタイルを模倣ではなく、自分のものとして咀嚼し、オリジナルを演奏するデュオ、PPDの1stアルバムから。 トロペイロとは、アマゾンの奥地探検隊のこと。 アフロサンバのフレーバーで、しかし少しばかりフォークロックやジャジャーな味付けも施された、短いながら濃密な小曲。 途中、何度か挿入されるアウトビートなリフが、ジャングルの奥地で遭遇する想定外の出来事を想起させ、荒々しく突き進むフルートのソロが、探検隊員の苦闘ぶりや情熱を描き出す。 シンプルな旋律が一編の詩のごとく爽やかな印象を残す。

7. Crested Hen [Irish Air] > 4:01 試聴音源
from 『a sensation』 the MoonNotes TR-hfc002

アイリッシュ、スコティッシュ、ウエールズのエアやワルツを中心としたダイナミックでバラエティ豊かなムーンノーツの2nd ミニアルバムから。 ギターの印象的なリフから始まる、哀愁を含みつつも、激しく情熱的な旋律。 「鶏冠のある雌鳥」という意味深な原題のこの曲は3拍子のエア。 エアというのは、まさにその名の通り、空気感や場の雰囲気を描き出すケルト音楽特有の曲のスタイル。 アイリッシュフルートの荒々しくも切ないソロも聴きどころだ。 シンプルな笛でしか出せない風や声の入り交じった独特の音色が楽しめるはず。

8. Okavango [Improvisation] > 10:41 試聴音源
from 『CHAAD』 the Afrothumbs feat. Kiyoshi Suzuki TR-hfc004

日本のアフリカ音楽の草分け、カリンバ&パーカッション奏者スズキキヨシを中心に据え、カリンバ・サウンドの多様性を表現したアフロサムズのファーストアルバム収録。 大河小説のようにスケール大きく繰り広げられる自然讃歌。 赤い大地をうねりながら流れていく大きな川は、やがて海へと続くことなく、広大な砂漠の上で蒸発して忽然と消えてしまう。 アフリカに実在する内陸河川をテーマに、カリンバとエレキギターやフルートといったモダンな西洋楽器がひとつの叙事詩を描き上げる。 途中から、ジャンベ、トーキングドラムなどアフリカの打楽器も加わり、彩りを添える。

MUSICIANS;

the MoonNotes,
CONDIMENTA
the Afrothumbs feat. Kiyoshi Suzuki
Beni Mashamba
Passatempo Para Dois
the Afrothumbs with Marembo2010
the MoonNotes with Yae Koitabashi


Recorded at Rootstock Studio, Kamakura
Engineered by Masao NAKAMOTO [Rootstock]    info@rootstock.net
Designed by Masao NAKAMOTO [Rootstock]    info@rootstock.net


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