【社会】「経済格差が教育格差に繋がり就職にも響く…負の連鎖を断ち切りたい」 経済的事情で塾行けぬ子どもに無料塾…東京のNPO
★塾行けぬ中3、NPO「タダゼミ」に参加を! ・経済的な事情から塾などに行けない中学3年生を対象とした無料の都立高受験対策講座 「タダゼミ」が9〜13日の5日間、東京・新宿区西新宿の西新宿大京ビル4階アビバ コミュニティホールで開かれる。 貧困家庭の学習支援などに取り組むNPO法人「キッズドア」(中央区日本橋)が初めて 開講するもので、現在、受講生を募集中だ。 東大大学院生や慶応大などの学生約20人がボランティアで講師を務め、期間中は毎日3時間、 主に数学と英語を教える。IT支援サービスの「スリープログループ」が会場を無償提供する。 対象は、塾や家庭教師など有料の教育サービスを受けていない、都立高受験を目指す中3。 定員20人だが、若干の空きがある。プロジェクトリーダーの一橋大社会学部2年、橋本扶未子さん(20)は、 「誰にも勉強の相談をできずに悩んでいる中学生に、思いきって参加してほしい」と呼びかける。 講師は家庭教師の経験をもつ大学生も多く、教材として学習プリントを用意してマンツーマン指導する。 大学生への交通費や教材費は企業からの助成金や寄付などを充て、タダゼミは今回の講座終了後も 受験まで月2回程度のペースで継続的に開催する予定という。 キッズドアは2007年1月、中3と小6の男の子の母親でもある理事長の渡辺由美子さん(46)らが設立。 渡辺さんは、地域と学校と父母の連携が密接で、子どもが伸び伸び育っていると感じた英国での体験から、 「日本でも、社会と子どもをつなぐ仕組みを作れれば」と、貧困家庭などの教育支援を始めたという。 昨年11月からは、大学生ボランティアが学童保育などに出向いて学習支援する「ガクボラ」もスタートさせた。 渡辺さんは、「家の経済格差が学力格差につながり、不利な進学、就職へとつながっている 現実を何とか断ち切りたい」と話す。 受講希望者は電話、ファクス、メールなどの方法で申し込む。名前や住所、連絡先、家庭状況などを 口頭や文書で説明する。その後、事務局から連絡を受け、参加票が送付される。
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