インストール後に起動されるsconfig.cmdのスクリーンショット
これはインストール直後の初期設定のときだけ出てくる画面ではなく、基本的にこのOSはずっとこれしか出てきません。
コマンド入力にアレルギーがある人が手を出すとひどいことになります。
以下より記録
昨日はインストールと、マシンのワークグループ、ホスト名、IPアドレスを設定しました。
これで他のマシンからPingを打ってみてもつながりません。なぜならデフォルトのFirewallが動いているからです。
じゃぁこのFIrewallを適切に設定すればいいよね、ってことなのですが、Vistaや7、Server2008についているようなFirewallの設定GUIがこのOSにはありません。機能仕分けが徹底していますね。
当サイトではWindowsに標準でインストールされるFirewallの設定用アプリケーションを作成・公開していますので、これを使えばいろいろとルールを変更できますが、問題はどうやってこのアプリを導入するか、です。
方法はいろいろとありえますが、環境設定のためにリモートから接続することを考えると、最初の環境設定が終わるまではFirewallは無効にしておいたほうが楽なので、まずはコマンドプロンプトからFirewallの無効化コマンドを打ちます。
netsh advfirewall set currentprofile state off
でもセキュリティが気になるから一瞬たりともFirewallを無効にしたくない、という人がいるのならば、たとえばUSBメモリに当サイトで公開しているWPFConfiguratorをコピーして接続し、コマンドプロンプトから直接実行してやれば動かせます。
ともかくFIrewallをどうにかしてやればPingも通るようになります。ここからの手順はFirewallを無効にしてあることを前提に進めます。
次にsconfig.cmdで見えるメニューから4番を選ぶと、メニューが4つ出てきます。1 MMCリモート管理の有効化、2 Powershellの有効化、3 サーバーマネージャーの有効化、4 Firewallの設定を表示。
1番、2番、3番を順番に途中に再起動を挟みながら有効化します。2番を有効化しないと3番を有効化できません。面倒ですね。
1番はリモートからのMMC管理を受け付けるFIrewallの例外設定を有効化しているようです。2番は読んだままで、3番はリモートのクライアントから管理ツール経由でいろいろといじれるようにするための各種設定をしてくれます。
3番を利用するためには、サーバーに接続する側にリモートサーバー管理ツールをインストールしないといけないようです。マイクロソフトから探してダウンロードしてください。
ここまで終わったら、ようやくこのサーバーの設定をいろいろといじれます。
クライアント側でファイル名を指定して実行でMMCを指定して実行し、ファイルメニューからスナップインの追加と削除を選択します。利用できるスナップイン一覧からグループポリシーオブジェクトエディタを追加し、参照からサーバーのIPアドレスを指定して接続します。
もしクライアント側のユーザーがadministratorかつ、サーバー側と同一のパスワードを設定しているのならこれで接続できますが、administrator以外のユーザーを使っているであろう大部分の人はここでエラーになります。
クライアント側のユーザーには、サーバー側の設定をいじれる管理者権限がないからです。
じゃぁクライアント側と同じユーザー名とパスワードでサーバー側に管理権限アカウントを作ってやれば解決ですが、前回の壁となったパスワード制限がありますので、これを解除します。
コマンドプロンプトで下記のコマンドを実行
secedit /export /cfg admin.inf
notepad admin.inf
これでエクスポートされたローカルセキュリティポリシーをメモ帳で開けます。
「PasswordComplexity = 1」となっているのを「PasswordComplexity =0」に書き換えます。
続いてコマンド実行
secedit /import /db admin.sdb /cfg admin.inf
secedit /configure /db admin.sdb
たぶんエラーが出ますが無視でOKです。以上でパスワード制限は解除されます。
あとはsconfig.cmdで3番のローカル管理者の追加を実行して、クライアント側のユーザー名とパスワードを入力します。
ここで再びMMCを実行してグループポリシーオブジェクトエディタを追加してサーバーに接続すると、あっさり接続できます。
このグループポリシーオブジェクトエディタからは、リモートでサーバーの設定を変更できます。最初にサーバーには他のOSには付属しているFirewall設定用GUIが存在しないと書きましたが、このグループポリシーオブジェクトエディタを通すと、サーバー側のFIrewallをGUIで設定できます。コンピューターの構成→Windowsの設定→セキュリティの設定→セキュリティが強化されたWindows ファイアウォール とたどれます。
ちなみに管理者ユーザーを作ったことで、管理共有にも接続できるでしょう。
クライアント側から、ファイル名を指定して実行で、「\\サーバーのIPアドレス\c$」と打てば、サーバー側のcドライブが完全丸見えです。
ここまでくれば、あとはファイアウォールを設定して、自分の好きなように設定していくだけです。フォルダ共有も使えるので、当サイトの「WPFConfigurator」や「俺の俺による俺のためのファイラー」をコピーして起動すれば使えます。「俺の俺による俺のためのファイラー」は64bitプロセスとして動くので、サーバー側の内部を全て読むことができます。何しろこのOSにはエクスプローラーもないので、このファイラーがエクスプローラー代わりにもなるでしょう。
administratorのパスワードを変更する場合は下記コマンドを実行
net user administrator *
今日はここまで。
